白い糸



暗闇に光る白い糸が

弧を描きながら切れていく。


繋がっていると思っていたのに

切れていく白い糸。


プツン


また切れた。


切れた端と端を結ぼうとするけど

それも、また解けていく。


さようならとでも言いたいがように。


全てが切れて解けて残った

たった一つの張り詰めた糸。


それを切れぬように弛まぬように。


その端を掴みたい。



たのしみず!な日々の出会い。

日々の出会いの中で気付いたこと・感じたことを詩にのせて、徒然に。

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